半自動溶接機専門店

‘半自動溶接機’ カテゴリーのアーカイブ

☆インバーター制御について 200V半自動溶接機WT-MIG160

2014 年 7 月 16 日 水曜日

半自動溶接機WT-MIG160は直流インバーター制御を採用しています。

鉄芯+コイル方式よりもダイオード、ダイオードよりもサイリスタ、サイリスタよりもインバータの制御方法を使っている溶接機のほうがスパッタは少なくなります。同じインバータ制御でもデジタル制御のもののほうがよりスパッタが少なくできます。
これはインバーターを採用することによって、より安定した細かな電流をトーチへ供給できるからです。

また本体重量も、インバーター非搭載モデルと比較して約1/2と軽量に仕上げる事ができ、使用率も2倍以上を実現しています。

デジタル制御方式を採用すると、さらに細かな設定や制御が可能となり高品質な溶接が可能ですが、価格が極めて高価になります(50万~など)。

当社ではメーカー数社から機械を仕入れテストを行った結果、インバーター制御(非デジタル)方式の機械を選定し、初心者にはもちろんプロの方にも自信を持ってお勧めできる低価格で高品質なモデルとなっております。

小さなことでも不明な点がありましたらお気軽に電話もしくはメールにてお問い合わせください。
                                                           

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

☆鉄フラットバーを突合せMAG(混合ガス)溶接② 半自動溶接機WT-MIG160

2014 年 7 月 16 日 水曜日

前回のSN-2Fにて溶接不良を出してしまいましたので再挑戦です。

今回は開先加工も気合を入れてやり直し、ルート面もきっちり気合いの目見当で1mmにし、仮止めもばっちりです。
が、下準備の板の写真を撮り忘れました。

とりあえず一層目完成です。
表はまぁこんなもんか。。

そして緊張の一瞬です。

社長からの失敗するなよオーラ(赤)に始まり、グラインダーをギャンギャン言わせてご近所さまからのクレームに怯えての開先加工だったもので、できることならもう開先は取りたくありません。

気になる裏は

途中途切れつつもなんとか出ています。
このように開先をとり、裏波を出すことで強度が強くしっかりした溶接ができます。

というわけでSN-2F風フラットバー突合せ溶接でした。
あまり上手ではありませんが、機械としては溶接試験の時に使った物と比べて、(ダイヘンの高価な溶接機)
細かい設定(アップスロープやパルス幅)が無いだけで何ら問題なく良い機械です。

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☆混合ガスボンベ台を作製 200V半自動溶接機WT-MIG160

2014 年 7 月 15 日 火曜日

以前ガスボンベを倒してしまい、調整器を壊してしまった事があります。
こういった事故を防ぐために、至って稚拙な作りですがガスボンベの支え台を作りましたので紹介させて頂きます。

材料はt=3.2mmの鉄板及びt=4mmのアングルです。これをMAG(混合ガス)溶接にて組み立てていきます。
ガスボンベの径に合わせて所定の寸法を鉄板にケガき、アングルを仮止めしていきます。
ケガキ針が行方不明でしたが、どうせアングルを溶接すれば歪んでしまいますし、ボンベが収まりさえすればいいのでマジックで線を書いています。

鉄板に仮止めしたアングルを溶接していきます。
アングル内側がやりずらいですが、なんとか溶接できました。

完成です。これで調整器を壊すこともありません。
アングル上側が今後開いてくるようでしたら、対策しようと思います。

溶接部も若干凸ビードになってしまいましたが、問題なく溶接できました。
棒を使ったアーク溶接やノンガス半自動での溶接と比べて、スラグ(ビード上に形成される皮)を除去する必要もなく、効率よく作業が進められると思います。

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☆鉄フラットバーを突合せMAG(混合ガス)溶接① 半自動溶接機WT-MIG160

2014 年 7 月 11 日 金曜日

前回の角パイプは薄板(t=2)でしたが、今回はt=6のフラットバーをJIS溶接検定っぽく溶接していきたいと思います。
課題は懐かしのSN-2Fです。

私が受験した時はt=9ぐらいだった気がしますが、ホームセンターに置いてありませんでしたので、今回は6mmにて実践していきます。



うる覚えの記憶を辿りながら事前準備をしていきます。板の開先加工、裏面から仮止めをし、一応黒皮も剥いておきます。

完成しました。溶け込みも良好だし、アンダーカットやブローホールとかの溶接不良も無さそうです。が、何かいろいろ忘れてる気がします。。こんなに短時間で終わるものだったでしょうか。





従業員K「試験じゃ3パス(層)ぐらいじゃありませんでしたけ?」

ん?

「裏波はどうですかね?」

裏波は意識してなかった。






案の定、裏出ませんでした。

開先のルート面も3mmぐらいあったし、1パスウィービングでいったのもまずかったようです。
溶接機を販売する会社として、このままではよろしくありませんので

~次回に続く~

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

☆角パイプをMAG(混合ガス)溶接 半自動溶接機WT-MIG160 

2014 年 7 月 10 日 木曜日

まずは動画にて確認下さい。

今回はシールドガスに混合ガス(アルゴン80%+炭酸ガス20%)を使い、MAG溶接を実際に行いました。
結果としてはノンガスに比べてスパッタも少なく、仕上がりも綺麗な溶接部になりましたので紹介させて頂きたいと思います。




母材は市販の角パイプ(t=2)です。
こちらは隅肉溶接になります。ワイヤースピード6m/min 電流90A程度で行いました。

スパッタの付着も少なくしっかりと溶け込んでいます。


突合せ溶接です。母材の被膜を剥かずにそのまま溶接したせいか、薄皮が被ったように見えます。

こんな時はささっとスコッチブライトのようなヤスリで磨きましょう。ご覧のとおり溶接部が顔を出しました。



当社の半自動溶接機では、ノンガスにてご注文頂くお客様が多いのですが、シールドガスを使う事でよりキレイな溶接部を得る事ができます。
小さなことでも不明な点がありましたらお気軽に電話もしくはメールにてお問い合わせください。
                                                           
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☆半自動溶接機WT-MIG160のワイヤーセット方法 動画にて 

2014 年 6 月 26 日 木曜日

今回はお客様からお問い合わせの多かった半自動溶接機のワイヤー交換についてです。

半自動溶接機WT-MIG160は付属のアダプターを使う事で最大200Φ(5kg)のワイヤーまで搭載可能です。
当社でも格安で販売していますが、ホームセンターやインターネット等で手に入る汎用ワイヤーも200Φ(5kg)以下でしたら問題なく使用することが出来ます。
動画にて交換手順をご覧ください。

消耗品はこちら

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発送までの流れ 

2014 年 6 月 25 日 水曜日

こんにちは。当社の溶接機をご検討頂きましてありがとうございます。

当社では溶接機は発送前に一台一台検品し、発送させて頂いております。今回はその流れを説明させて頂きます。




溶接機の開封です。塗装にキズが付かないようブラシやトーチを先に取り出し、本体を取り出します。

電源プラグの取り付けです。お届け後すぐに使えるように三相200V用の電源プラグが標準セットの中に含まれています。
使用中に短絡しないよう絶縁テープで保護し、確実に取り付けています。

半自動溶接機WT-MIG160付属の電源プラグに関して

ワイヤー取り付け部分です。
WT-MIG160をご購入のお客様にはワイヤーを使用用途(ガスorノンガス)に応じて1個サービスにて付属させて頂いております。
また、ノンガスで使用する場合は本体内部の電極プラスマイナスを入れ替える必要がありますのでその作業を出荷前に行います。
注文受付後に電話させていただき、どちらのワイヤーを使うかを確認し、作業にかかります。この状態(上の写真)はソリッドワイヤー(要ガス)が使えます。

プラスマイナス両方のナットを外し、電極を差し替えます。
この状態でノンガス仕様となります。
このようにお客様の使用状況に応じてこちらで切り替えて発送させて頂きます。

ローラーの溝は2つあり、Φ0.8mmとΦ1.0mmです。
ローラー嵌め合い、溝径、キーの取り付け具合等をチェックします。

コンタクトチップも仕様(ガスorノンガス)に応じて0.8or0.9mmの物に交換します。合わせてノズル周辺の取り付け状況に問題がないかチェックします。

動作チェックです。

ファンは動作するか、ワイヤーは適切に送給されるか、送給スピードの変化は適切に機能するか、ワイヤー交換時の高速送りは機能するか等をチェックします。

実際に溶接テストです。電流調整は機能するか、溶接部も観察します。

動作チェックを終えて問題が無いか確認し、梱包します。

本体塗装にキズが入らないよう、注意しております。
また、お客様の元に届いてから部品の不足がないように、確認しながら梱包作業を進めます。





以上が注文~発送までの流れとなります。

当半自動溶接機の製造工場は品質管理の国際基準であるISO9001も取得しており、当社からの質問や改善要求にもレスポンス良く真摯に対応して頂いています。重要な基盤の損傷等が見つかる物は極めて稀で、きちんとしたメンテナンスをしていけば他社製品と同等に使える物です。

当社でご購入のお客様にはお届け後すぐに快適な作業が出来るよう、電源プラグを接続し、動作確認はもちろん使用用途に応じてセッティングまで行います。
また、180日間の無償での修理保証を付けています。万が一保障期間後の故障にも柔軟に対応させて頂きます。長年ご愛用頂けるように修理部品は常時在庫として保有しておりますのでご安心下さい。

                                                           
                                                             

☆当半自動溶接機の修理体制に関して

2014 年 6 月 13 日 金曜日

電話やメールで様々なお問い合わせをいただきますが、
もし故障した場合、ちゃんと対応してくれるのか、と言う問い合わせをよくいただきます。

そしてお客様の中には、輸入品なので修理となったら一度海外まで送るのですごく時間が
かかると思っていらっしゃる方もいます。

もちろんそんなことはなく、当店ではほとんどの場合、故障の溶接機が届いて1~2日で修理、
もしくは交換して発送しております。

故障が無いのが一番ですが、万が一故障した場合はなるべく早く使えるよう、対応しております。

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

☆半自動溶接機WT-MIG160付属の電源プラグに関して

2014 年 5 月 20 日 火曜日

通常、200Vの溶接機などを購入した場合、電源プラグは付いておらず、購入者で用意し、
接続することが多いですが、当店では購入いただいたお客様になるべく負担をかけないように
電源プラグも接続した状態で発送し、お届け後すぐ使えるようにしています。(ワイヤーも1個付属します)

その電源プラグですが、三相200V(動力)用のものを付けています。
溶接機本体は単相200Vですが、購入されるお客様が整備工場など、三相200V(動力)が多いと言う理由から三相用のプラグを付けています。
(溶接機本体が単相200Vなので電源側は単相200Vでも三相200V(動力)でも、どちらでも使用できます)

また、この電源プラグは必要無く、ご自身でプラグを用意される場合は、注文時に一言お伝え下さい。
プラグは付属しませんが、その代わり消耗品であるコンタクトチップを5個サービスさせていただきます。

ご自身でホームセンター等で電源プラグを購入し、接続する場合も簡単に接続できます。(説明書にも記載しています)

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

☆半自動溶接機WT-MIG160 お客様事例(ラックの製作に)

2014 年 5 月 19 日 月曜日

キャンピングカー等の製作、販売を行っている会社様よりご購入いただき、
使用後の感想をお聞きしました。

現在、工場内に設置する大きなラックを製作しており、その際の溶接に利用している。
アングルなどを組んで溶接している。
今までいろいろな溶接機を使ってきたが、本格的な半自動溶接機(10kgのワイヤーが
使え、ワイヤーフィーダーが溶接機とは別にあるタイプ)と変わらないくらいしっかりと
溶接でき、とても満足しているとのこと。

当半自動溶接機WT-MIG160は、ワイヤーを溶接機本体にセットでき、とてもコンパクトですが
出力も強く、厚み約6mmmまでの鋼板の溶接ができます。
ワイヤーは最大5kg(200Φ)がセットできます。当店でもソリッドワイヤー(要炭酸ガス)、
ノンガスフラックスワイヤーを販売しておりますが、他で購入されたワイヤーももちろん使用できます。

他、不明な点がありましたらお気軽に連絡下さい。

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

安価で確かな製品をお届けします

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