☆半自動溶接機WT-MIG160の溶接条件設定について
2015年10月29日
こんにちは。
当社の半自動溶接機WT-MIG160は、溶接電流とワイヤースピード調整が可能ですが、今回はその条件設定について実際に細かくテストしてみました。
ガス有り軟鋼(混合ガス使用)
ガス無し軟鋼(フラックス入りワイヤー使用)
ガス有りアルミ(アルゴンガス使用)
ガスを変えると光の色も変わってますね。
別の写真ですが、混合ガスを使った場合の溶接ビードはこちら。
半自動の割にはキレイに溶接できます。
半自動でアルミを溶接した写真です。
細かいスパッタが周りに付着してしまいますが、しっかり溶け込んではいます。
こちらは参考までにWT-TIG200(TIG溶接機)でアルミを溶接した写真です。
左はナメ付け、右は溶接棒を入れたものですが、やはりアルミはTIGの方がキレイにいきます。
これまでのテスト結果を踏まえて、初心者の方にも分かりやすいように各種溶接条件の参考表を作りました。
こちらの表は近々シールにして、本体に貼るようにする予定です。
溶接中に条件設定に迷った時の参考にして下さい。
但し、あくまでも参考値ですので、板の面積(大きい程熱が逃げるので、出力を上げる傾向になります)や溶接姿勢(上向き、下向きetc..)や開先加工の有無に応じても変わってきますので、その辺りはお客様の方で微調整して下さい。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
番外編
棒が引っ付いちゃったよーーーーーーあると思います(笑)
Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 18:01 / 未分類 コメント&トラックバック(0)