☆自動車整備工場へ訪問しました。(半自動溶接機のデモ)
2015年4月17日
こんにちは。先日、福岡県糟屋郡の自動車整備工場から半自動溶接機のお問い合わせがあり、デモに行ってきました。
今まで使っていた某メーカーの溶接機は部品の供給が遅く、修理代金も高すぎて話にならないが仕事がストップするわけにはいかないので、渋々修理に出そうかと悩んでいたところ、インターネットで当社のHPをご覧になりデモを依頼され、納得して購入頂きました。
写真の掲載にも気さくに応じて頂き、自動車板金でも使えるとの発見があり、訪問した甲斐がありました。
ありがとうございます。
熟練の親父さんにテストして頂きましたが、溶接面も被ること無く慣れた手つきで溶接されていました。
溶接する物は自動車ボディのフェンダー部分で厚みが0.8mmです。
最初はΦ0.8mmのワイヤーを使って溶接しましたが、(炭酸ガスを使用)やはり薄板なので溶け込みにくく、(低電流で溶接するので)Φ0.6mmのワイヤーに変更。 電流とワイヤースピードを調整しながら、何回か溶接し、しっかり溶け込んで溶接できたようで、「新品ある?買うから置いていって!」とのことで購入いただきました。
実は今までも自動車板金に使いたいという問い合わせはありましたが、厚みが0.8mm等と、とても薄いのではっきりと溶接できます!とは言えませんでした。そのときはΦ0.6mmのワイヤーが使えなかったからというのもあります。
そこで、Φ0.6mmのワイヤーも使えるように送給ローラーを製作しました。
そして今回、実際に自動車板金の溶接に使用し、問題なく溶接できることがわかりました。
近日中に自動車板金溶接セットとして、当半自動溶接機にΦ0.6mmのワイヤー(5kg)、専用コンタクトチップ、専用送給ローラーなどを付属して販売致します。
正直、本職の溶接屋さんで毎日バリバリ溶接される訳もなく(本職の方にもご利用頂いており、好評ですが)、低い電流で板を貼る程度でしたら高価な溶接機は必要ないと考えます。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 15:34 / 半自動溶接機 コメント&トラックバック(0)