☆被覆アーク溶接を動画にて 半自動溶接機WT-MIG160
2014年7月22日
被覆アーク溶接では長い溶接棒を使用するため、慣れるまでは棒先端がブレやすく、アークスタート時にも母材と溶接棒を短絡させる必要があります。
その際、棒と母材が磁石のように引っ付きますので、未経験の方はアーク発生を維持するのが難しいかもしれません。
アーク発生の方法につきましては、「ブラッシング法」及び「タッピング法」があり、溶接者はブラッシング法にてアーク発生させています。
コツは母材に溶接棒を擦りつけるように接触させ、アーク発生後、母材と溶接棒の距離は2~3mm程度を維持し、溶接始端まで棒を持っていきます。
溶接中は、母材に這わせるようにプールの形成に合わせて溶接棒を移動し、溶接終端では溶接棒を一度母材から離してアークを切り、再度アークを発生させ、円を描くようにクレーター処理をして完成です。
溶接終了後はビード上に形成されたスラグを付属のワイヤーブラシ裏のハンマーで取り除き、溶接部をブラシで磨いて下さい。
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Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 11:14 / アーク溶接機 コメント&トラックバック(0)