☆半自動溶接機 WT-MIG160 ステンレスをフラックス入りワイヤーでノンガス溶接
2015年6月11日
こんにちは。
前回、鉄とステンレスをフラックス入りワイヤーでノンガス異材溶接し、結果が良好なのをふまえてステンレスどうしもノンガス溶接しました。
ワイヤーはフラックス入りノンガスワイヤーで、本来こちらは軟鋼用なのですが鉄+ステンレスがいけるなら、この組み合わせも問題なく溶接できるのでは?ということで試してみました。
仮止めして溶接していきます。この段階で問題なさそうな感じが伝わってきました。
それでは溶接していきます。
動画はこちら
このように溶接できました。軟鋼を溶接するのと変わらないですね。
番外編
ついでにその辺に転がっていたアルミアングルでも試してみました(爆
当たり前ですが、これはさすがに軟鋼用ノンガスワイヤーでは溶接できませんでした。溶接中の音は良かったんですけどね(笑)
アルミの場合は、アルミ用ワイヤーとアルゴンガスをご用意頂ければ当半自動溶接機で溶接可能です。TIG溶接のようにキレイにはいきませんが。
☆当半自動溶接機WT-MIG160でアルミ溶接
ステンレスが鉄に何かを添加した物だという事は知っていましたが、ステンレス用ワイヤーが販売されている事から、ノンガス軟鋼用ワイヤーではまともに溶接出来ないと思っていました。
ステンレスの溶接がメインで見た目もきれいに溶接したい場合はもちろんTIG溶接機で溶接するのが一番ですが、とくに見た目を気にしない場合や、どうせグラインダーで仕上げる、という場合は
軟鋼用のノンガスフラックスワイヤーでも意外といけるということがわかりました。
200Vの電源さえあればボンベはいらないのでとても楽です^^
今回のお問い合わせで新たな発見ができ、目から鱗でした。ありがとうございました。
何か分からない事や試してみてほしい事がありましたら、時間が空いた時にはなりますが、当社でできる事はテストさせて頂きたいと思っております。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 13:36 / 半自動溶接機 コメント&トラックバック(0)