☆半自動溶接機WT-MIG160で厚板(6~9mm)をノンガス溶接
2015年10月9日
こんにちは。当社で販売しております半自動溶接機WT-MIG160でタワーの基礎部分の溶接を行いました。
無線のアンテナで高さが約10Mほどありますので倒れないよう、特に基礎部分はしっかり溶接する必要があります。(具体的には基礎から少し上の部分で、そこを溶接します)
今回ノンガスフラックスワイヤーを使って溶接しました。
下の部分の鉄板が厚み9mm、そこに溶接する足の支えとなる鉄板が6mmありますのでしっかり溶け込むよう、電圧は高めに設定して溶接していきます。
ノンガスフラックスワイヤーを使用しているので溶接した直後はこのように溶接部にフラックスが残ります。
グラインダーや鉄のブラシで磨くと綺麗になります。まわりにスパッターが付いていますが事前にスパッター防止スプレーをかければスパッタもつきません(最初なので忘れていました。。)
ノンガスで溶接する場合、先端のノズルは付ける必要が無いのでその分、以下のような狭い部分にも先端が入り、溶接がうまくいきます。
しっかり溶接できました! ノンガスフラックスワイヤーを使用すると炭酸ガスのボンベも不要で、電源200Vさえあれば溶接ができます。
風の影響も受けないので現場での溶接にも最適でオススメです。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 18:11 / 半自動溶接機 コメント&トラックバック(0)