☆200V 半自動溶接機WT-MIG160のワイヤーが出てこない場合の対策
2015年1月23日
以前、問い合わせにて「半自動溶接機のワイヤーが溶接中に出てこない」とのお電話を頂きました。
半自動溶接機のワイヤー詰まりは様々な原因があり、順を追って説明していきたいと思います。
当半自動溶接機のワイヤーは溶接機内部に格納されており、送給ローラーで押し出されるような形でトーチ先端より出てきますが、
その際、ワイヤーをセットしているナットを強く締めすぎたりして、ワイヤーがフリーになっていないと、それが抵抗になり送給ローラーが回らなくなってしまします。
ナットは適度に締め付けて下さい。
ワイヤーを送給ローラーにセットする前に、必ずワイヤー先端をカットしておきましょう。ここにダマがあると、トーチ内部で引っかかる原因になります。
また、ワイヤーを送る際は、トーチをできる限り真っ直ぐに伸ばした状態で送って下さい。
ワイヤーを送る前には必ずコンタクトチップを外しておいて下さい。
こちらも、付いたままでは引っかかる原因となってしまいます。
ここまでやっても引っかかるようであれば、トーチのライナー交換をしたほうが良いかもしれません。
小さなことでも不明な点がありましたらお気軽に電話もしくはメールにてお問い合わせ下さい。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 17:31 / 未分類 コメント&トラックバック(0)