☆半自動溶接機は200Vがお勧めです。WT-MIG160
2014年11月26日
こんにちは。
お客様よりお問い合わせにて「100Vで使える半自動はないの?」といった声を頂くことがあります。
当社契約工場では100V半自動溶接機も製造しており、ニーズがあるのは把握していますが、当社では100Vの半自動は取り扱っておりません。
それは何故か。
こちらをご覧ください。
これらは本体設定が悪かった(電流が低すぎた)ため、溶接ビードがしっかりと溶け込んでいない状態です。
溶接ワイヤーが母材の上に乗っているだけで、しっかりと接合されていません。
もちろん強度は弱く、負荷のかかる部分でしたら溶接割れ(剥がれ)の原因となり、とても危険です。
以前テストした100V半自動溶接機はこれ以上に出力不足が感じられるものでした。
続いて条件設定を合わせた場合は
このようにビードが滑らかで、端部もしっかりと接合されており、きちんと溶け込んでいるのが分かります。
溶接中の音も「バチバチバチ」と一定ですし、スパッタも少なく仕上がりも良好です(スパッタが多く見えるのは周りの被覆アーク溶接の物が飛散しているからです)。
これらのテストを重ねた結果「販売できるレベルに無い」と判断したため、100V半自動溶接機は取扱いしておりません。
当社の溶接機は「溶接欠陥などが出ることなく正常に使用できる」もののみを、日本溶接教会資格取得者が選別して販売しております。
半自動溶接機をご検討中の方にご参考になれば幸いです。
小さなことでも不明な点がありましたらお気軽に電話もしくはメールにてお問い合わせください。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 15:33 / 未分類 コメント&トラックバック(0)