発送までの流れ
2014年6月25日
こんにちは。当社の溶接機をご検討頂きましてありがとうございます。
当社では溶接機は発送前に一台一台検品し、発送させて頂いております。今回はその流れを説明させて頂きます。
溶接機の開封です。塗装にキズが付かないようブラシやトーチを先に取り出し、本体を取り出します。
電源プラグの取り付けです。お届け後すぐに使えるように三相200V用の電源プラグが標準セットの中に含まれています。
使用中に短絡しないよう絶縁テープで保護し、確実に取り付けています。
ワイヤー取り付け部分です。
WT-MIG160をご購入のお客様にはワイヤーを使用用途(ガスorノンガス)に応じて1個サービスにて付属させて頂いております。
また、ノンガスで使用する場合は本体内部の電極プラスマイナスを入れ替える必要がありますのでその作業を出荷前に行います。
注文受付後に電話させていただき、どちらのワイヤーを使うかを確認し、作業にかかります。この状態(上の写真)はソリッドワイヤー(要ガス)が使えます。
プラスマイナス両方のナットを外し、電極を差し替えます。
この状態でノンガス仕様となります。
このようにお客様の使用状況に応じてこちらで切り替えて発送させて頂きます。
ローラーの溝は2つあり、Φ0.8mmとΦ1.0mmです。
ローラー嵌め合い、溝径、キーの取り付け具合等をチェックします。
コンタクトチップも仕様(ガスorノンガス)に応じて0.8or0.9mmの物に交換します。合わせてノズル周辺の取り付け状況に問題がないかチェックします。
動作チェックです。
ファンは動作するか、ワイヤーは適切に送給されるか、送給スピードの変化は適切に機能するか、ワイヤー交換時の高速送りは機能するか等をチェックします。
実際に溶接テストです。電流調整は機能するか、溶接部も観察します。
動作チェックを終えて問題が無いか確認し、梱包します。
本体塗装にキズが入らないよう、注意しております。
また、お客様の元に届いてから部品の不足がないように、確認しながら梱包作業を進めます。
以上が注文~発送までの流れとなります。
当半自動溶接機の製造工場は品質管理の国際基準であるISO9001も取得しており、当社からの質問や改善要求にもレスポンス良く真摯に対応して頂いています。重要な基盤の損傷等が見つかる物は極めて稀で、きちんとしたメンテナンスをしていけば他社製品と同等に使える物です。
当社でご購入のお客様にはお届け後すぐに快適な作業が出来るよう、電源プラグを接続し、動作確認はもちろん使用用途に応じてセッティングまで行います。
また、180日間の無償での修理保証を付けています。万が一保障期間後の故障にも柔軟に対応させて頂きます。長年ご愛用頂けるように修理部品は常時在庫として保有しておりますのでご安心下さい。
Posted by ノンガス兼用の高性能半自動溶接機 at 09:33 / 半自動溶接機 コメント&トラックバック(0)