半自動溶接機専門店    

あなたにはTIG溶接機がお勧めです!

TIG溶接は半自動溶接や被覆アーク(手棒)溶接と比べ、溶接個所が美しいのが特徴です。
半自動/被覆アーク溶接では、スパッタ(溶けた金属)が飛散し、ビード(溶接部)周辺にこびりついてしまいますが、TIG溶接ではスパッタは一切発生せず、音も静かです。
反面、溶接速度は半自動溶接には劣るので、車やバイクの部品、アンティーク品、マリン関係、食品工場などの、美観及び衛生管理が必要な仕事で多く使われています。
難易度としては、トーチを右手に溶接棒を左手に持って溶接する(溶接棒を入れずに溶接する”ナメ付け”もできます)必要がありますので、半自動溶接よりは若干難しいです。

WT-TIG160

被覆アーク溶接機

溶接棒を挟んで使用するタイプ。価格も安く溶接機以外に電源・溶接棒さえあれば溶接が可能。仕上がりは他の溶接機と比べると綺麗とは言えない。屋外の現場で使用されることが多く、よく現場でバチバチやってるのはアーク溶接機が多いです。手棒溶接とも言われます。

半自動溶接機

トーチ先端からワイヤーが出てきて溶接する。炭酸ガスが必要だが、ワイヤーが自動で供給されるので効率よく溶接が可能。溶接箇所が多い場合などは最適。ワイヤーや供給ガスを変えれば、ステンレス等も溶接可能。炭酸ガスで溶接部をシールドするので風の影響を受ける為、ほとんど屋内で使用する。

ノンガス半自動溶接機

名前の通り半自動溶接のガスが不要なタイプで、電源・ワイヤー(フラックス入)さえあれば溶接が可能なので気軽に溶接できる。ガスを使うタイプよりスパッターは多め。風の影響を受けないので屋外での作業も可能。長期間使わない場合はワイヤーが錆びないようにラップで包むなど注意する必要がある。

直流TIG溶接機

主にステンレスを溶接するのに使う。アルミ以外の鉄なども溶接可能。溶接部をシールドする為にアルゴンガスを使う。電極にタングステンを使用。溶加棒を使わない”ナメ付け”もしくは、溶加棒を使い、両手で作業する溶接方法がある。
ステンレスの溶接にはステンレスの溶加棒を、母材と同じ材質のものを使う。スパッターが無く、音も静かで仕上がりもきれい。細かい繊細な溶接にも最適

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交流TIG溶接機

アルミの溶接に使用する。ステンレスの溶接とは違い、溶接してみると粘っこく、コツがいる。
交流・直流切り替えができる溶接機が両方使えて便利


直流/交流切り替え式TIG溶接機はこちら

溶接後の仕上がり(綺麗さ)

熟練度にもよりますが、 TIG溶接>半自動溶接>ノンガス半自動溶接>アーク溶接

使用用途による大まかな使い分け

溶接箇所が多く鉄をガンガン溶接したい→ 半自動溶接機(見た目も重視する場合は混合ガスを使う)
 細かい部分の溶接やステンレスの溶接→ 直流TIG溶接機
 アルミを溶接したい →交流TIG溶接機

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上原 顕

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